シネマトゥデイ

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アメリカの社会風俗に対する痛烈な警鐘

  • スプリング・ブレイカーズ
    ★★★★

    米若者文化の象徴でもあるスプリング・ブレイク(春休み)。その名もズバリの「スプリング・ブレイク」(‘83年)を筆頭に、これまで数多くの映画で題材になってきた。つかの間の休みを利用し、リゾート地でセックスやドラッグにハメを外す若者たち。そんな青春模様をピッチピチのアイドル女優主演で描く能天気なティーン映画かと思わせておいて、観客に強烈なパンチを食らわせるハーモニー・コリン監督のこれは作戦勝ちであろう。パーティでハイになった素人の男女学生がカメラの前で裸を晒す“ガールズ・ゴーン・ワイルド”や“ガイズ・ゴーン・ワイルド”のブームなど、刹那的で過激な現代アメリカの社会風俗。その行き着く先に警鐘を鳴らすデンジャラスな問題作だ。それだけに、日本の観客には伝わりづらい部分もあるかもしれない。

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なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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