シネマトゥデイ

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『パシリム』愛はあっても、魂は継承されず。

  • 中国大陸でのヒットあっての続編なので、たとえジン・ティエンが美味しい役回りだろうが、そこは黙ろう。ロボット映画としても、近年の『トランスフォーマー』シリーズに比べれば、しっかりした作りで、クライマックスの東京大決戦まで、それなりにツボも押さえている。だが、これが待望の『パシリム』の完璧な続編といえるか?というと眉唾モノであり、愛は感じられても、魂は継承されておらず、よくできたハリウッド大作止まりなのは否めない。『スターシップ・トゥルーパーズ』を意識した“新世代”の映画でもあり、前作の沼にどっぷり漬かってしまったファンほど、裏切りを感じるかもしれない。そのため、それなりの覚悟を要するだろう。

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くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『ボス・ベイビー』『友罪』『榎田貿易堂』『フューチャーワールド』『妻の愛、娘の時』『リグレッション』『香港製造/メイド・イン・ホンコン』『聖なるもの』『カンフー・ヨガ』『星くず兄弟の新たな伝説』『風の色』『マンハント』『犬猿』『チェリーボーイズ』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「TV LIFE 」にて福士蒼太×川上洋平、吉川愛、「Cinema★Cinema」にて佐野玲於×中川大志×高杉真宙×横浜流星、「CREA WEB」にて稲葉友インタビュー記事などが掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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