シネマトゥデイ

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是非を問う決断、見る人の受け止め方が知りたい

  • 女は二度決断する
    ★★★★

    移民をめぐる軋轢に端を発する人間ドラマでいちばん驚いたのが、完全無欠な有罪を求めるドイツ法廷のありかた。トルコ移民である被害者の過去や家族を失ったカティヤの悲しみを紛らわす行為をネチネチと責めるのは定番としても、捏造された証拠を “完全に嘘と言い切れない”との理由で採用するとは!? ヒロインに肩入れする観客に「正義はどこに?」と思わせる狙いだろうが、法律が機能しない場合には被害者遺族はどこに怒りや悲しみをぶつければいいのかと考えさせられた。誰だって人生でいろいろな決断をするわけで、是非を問うカティヤの決断を見た人自身がどう受け止めるかにも興味ある。ダイアン・クルーガーの熱演が光る。

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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