シネマトゥデイ

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懐かしい昭和の日常と監督の遊び心にニヤリ

  • モリのいる場所
    ★★★★

    画家・熊谷守一と妻のある1日(文化勲章の内示を断った日!?)を追うだけなのに、夫妻の人となりや来し方がしっかりと伝わってくるユニークな人間ドラマだ。まず熊谷という画家の存在感がすごい。自分の好きなものだけをじっと観察して描き、画壇の名声などお構いなし! そんな夫の「好き」を理解する妻の飄々とした佇まいもかっこいい。しっくりと息のあった老夫婦を演じる山崎努と樹木希林のケミストリーは完璧。会話の間や表情、視線の向け方などちょっとした演技にベテランの実力をのぞかせてくれる。時代設定が昭和なので、『寺内貫太郎一家』やザ・ドリフターズを思い出させる笑いを挟み込んだ沖田監督の遊び心にもニヤリ。

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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