シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

70年代アメリカ映画を愛する映画ファンのための同窓会でもある

  • 30年後の同窓会
    ★★★★

     3人の旧友が旅をする。ベトナムで心に傷を負った50代男が仲間と共に、イラクで命を落とした息子の遺体を引き取りに行く重めのロードムービーを、笑いを織り交ぜ、寄り道しながら軽妙に綴っていくリチャード・リンクレイターの語り口は、さながら『20才だったボクが、大人になってから。』。そこはかとなく立ち上る痛恨の念。政治的信条や正義といった価値観が後退し、経済性のためのディールとフェイクが優先されるトランプの時代が、映画を覆う。原作者が同じ『さらば冬のかもめ』はもちろん、べトナム戦争を描いた作品群のその後といった趣もあり、70年代アメリカ映画を愛する映画ファンたちの同窓会としても胸に迫るものがある。

⇒映画短評の見方

清水 節

清水 節

略歴: 映画評論家・クリエイティブディレクター●映画.com、シネマトゥデイ、FLIX、ニッポン放送●過去に「PREMIERE」「STARLOG」等で執筆・執筆、「Dramatic!」編集長、海外TVシリーズ「GALACTICA/ギャラクティカ」DVD企画制作●著書に「いつかギラギラする日 角川春樹の映画革命」「新潮新書 スター・ウォーズ学」●WOWOW「ノンフィクションW 撮影監督ハリー三村のヒロシマ」企画・構成・取材で国際エミー賞、ギャラクシー賞、民放連最優秀賞 受賞

近況: ●FLIX special「パシフィック・リム:アップライジング+ギレルモ・デル・トロ」●kotoba春号「特集:ブレードランナー2019-2049」●デジタルハリウッド大学「アニメフォーラム」講演●映画.comコラム●「Pen」SF特集/●NHK BSプレミアム「ザ・ベストテレビ」出演●ニッポン放送「八木亜希子LOVE&MELODY」●TOKYO FM「ピートのふしぎなガレージ」

サイト: http://eiga.com/extra/shimizu/

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