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魔女の宅急便 (2014):映画短評

魔女の宅急便 (2014)

2014年3月1日公開 108分

魔女の宅急便
(C) 2014「魔女の宅急便」フィルムパートナーズ
くれい響

コリコのDJにLiLiCoをキャスティングするセンス

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

『火垂るの墓』に続き、一度ジブリ作品となった原作を実写化だけでも、かなりハードルが高いのに、今の日本映画では難しいガチのファンタジー。どう考えても勝算はない。とはいえ、小芝風花や美術チームが健闘するなか、やはり見え隠れするホラー演出やら、狙ってるとしか思えない飛行シーンやら、独特な世界観に馴染まない新井浩文など、80`sのアイドル映画を思い起こさせる前半のノリは悪くない。
 だが、その後の肝心なドラマ演出があまりにも浅く、感動するはずのクライマックスは苦笑。ユルいご当地映画を観た気分になるほどだ。すべては、コリコの町のDJだからLiLiCoをキャスティングするセンスに表れているといえる。

この短評にはネタバレを含んでいます
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