シネマトゥデイ

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EP5後かEP7後の時代にこそ観たかった古風なアクション映画

  •  西部劇フォーマットの脚本、60~70年代アクション映画の疾走感、旧三部作などに繋がるネタの数々。古風な作りは第1世代に訴求する。ジェダイとは無縁ながらも、師(父性)にあたる人物との関係によって神話性も用意され、SWらしさを担保する。とはいっても爽快感やユーモアセンスに欠け、主演男優の存在感の薄さはいかんともしがたい。そして何より、EP8による旧来の世界観の否定後、なぜ今ハン・ソロかという同時代性に疎かな側面は、“毎年公開疲れ”より重い失態。過去41年のSW映画史の中で、この物語を公開すべき最良のタイミングは2度あった。EP5後かEP7後だ。作品性よりもプロデュース面の甘さが本作を貶めている。

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清水 節

清水 節

略歴: 映画評論家・クリエイティブディレクター●映画.com、シネマトゥデイ、FLIX、ニッポン放送●「PREMIERE」「STARLOG」等で執筆・執筆、「Dramatic!」編集長、海外TVシリーズ「GALACTICA/ギャラクティカ」DVD企画制作●著書に「いつかギラギラする日 角川春樹の映画革命」「新潮新書 スター・ウォーズ学」●WOWOW「ノンフィクションW 撮影監督ハリー三村のヒロシマ」企画・構成・取材で国際エミー賞、ギャラクシー賞、民放連最優秀賞 受賞

近況: ●「ULTRAMAN ARCHIVES」企画構成取材●「シド・ミード展」未来会議ブレーン●ニッポン放送「八木亜希子LOVE&MELODY」

サイト: http://eiga.com/extra/shimizu/

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