シネマトゥデイ

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沈黙と雪の中で展開する、一味もふた味も違うスリラー

  • ウインド・リバー
    ★★★★★

    雪の中で見つかった若い女性の死体。彼女はどうしてこんなことになったのか。だが、この映画はよくある犯人探しものとは一味もふた味も違う。その大きな要因は、舞台がインディアン居留地であることだ。外の人にはなかなかわからない、その小さな特有のコミュニティの文化は、物語に深く織り込まれ、彼女の死をより切ないものにする。テイラー・シェリダン監督は、2016年の傑作映画「最後の追跡」を書いた人。アメリカならではの広大な風景を背景に、普通の人々の心をしっかり描きつつ、スリル満点に展開するストーリーは、彼がお得意とするところのようだ。今後にも大きく期待したい。

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猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴: 東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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