シネマトゥデイ

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新生チームの“OCEAN'S AND THE CITY”

  • オーシャンズ8
    ★★★★

    ラスベガスならぬN.Y.を舞台に、シスターフッド化して蘇った『オーシャンズ』。元々このシリーズはハリウッドに批評的な距離を置くソダーバーグが、21世紀において古典的なケイパームービーを復活させる実験的側面があったと思う。今回はその「メタ伝統」を受け継ぎつつの新機軸。基本は『11』の語り直しだが、なぞっているラインと反転させた箇所の両方あるのが興味深い。

    監督がゲイリー・ロスに代わったことでエンタメ度が明快に。ラスタな天才ハッカーに扮するリアーナなどキャラもばっちり。名物のカメオ出演や、バンクシー等の小ネタも面白い。ちなみに“元カレ”の扱いなど宮藤官九郎脚本の『監獄のお姫さま』に似てるよね!?

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森 直人

森 直人

略歴: 映画評論家、ライター。1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』『シネ・アーティスト伝説』『日本発 映画ゼロ世代』(フィルムアート社)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「キネマ旬報」「TV Bros.」「メンズノンノ」「Numero TOKYO (Web)」「映画秘宝」などでも定期的に執筆中。

近況: インターネット番組『活弁シネマクラブ』(https://freshlive.tv/katsuben_cinema)のコーナー「浅草ダイレクトシネマ」でMC始めました。まずは12月15日(土)より配信、塚本晋也監督(『斬、』)の回を。アーカイブ動画はいつでも無料で観れます。BSスターチャンネルの無料放送番組「GO!シアター」、12月は『パッドマン 5億人の女性を救った男』『私は、マリア・カラス』『それだけが、僕の世界』についてコメントしています。執筆参加した『世界のカルト監督列伝』『鬱な映画』『漫画+映画!』『新世紀ミュージカル映画進化論』(いずれも洋泉社)が発売中です。

サイト: http://morinao.blog.so-net.ne.jp/

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