シネマトゥデイ

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三部作完結篇への期待をつなぐには十分な出来栄え

  •  廃墟となったジュラシック・ワールドの島から、生き残った恐竜たちを生け捕りにして商業利用するという筋立ては、基本的に『ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク』の焼き直し。既視感を覚えるシーンも少なくない。まあ、それは作り手も自覚しているはずなので、とりあえずストーリー展開の速さと出し惜しみしないサービス精神で見せていく。
     孤独な少女を巡る『怪物はささやく』的な人間ドラマはJ・A・バヨナ監督らしい。常連組の名女優ジェラルディン・チャップリンの起用も含め、同監督の個性はしっかりと出ている。ラストのオチから連想されるとんでもない事態を、次作でどう収取するのか。完結篇への期待を繋ぐには十分な出来だ。

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なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

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