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キリング・ガンサー (2017):映画短評

キリング・ガンサー (2017)

2018年7月14日公開 93分

キリング・ガンサー
(C) 2016 WWKG PRODUCTIONS, LTD.ALL RIGHTS RESERVED (C) 2017 WWKG, LLC ALL RIGHTS RESERVED

ライター2人の平均評価: ★★★★★ ★★★★★ 2.5

なかざわひでゆき

シュワちゃん久しぶりのコメディは殺し屋VS殺し屋の珍対決

なかざわひでゆき 評価: ★★★★★ ★★★★★

 伝説の殺し屋ガンサーを倒して世界最強の称号を得るべく、各国から若手の殺し屋がアメリカに結集。新旧の殺し屋対決が繰り広げられるわけだが、誰も素顔を見たことがない上に変幻自在&神出鬼没なガンサーに、挑戦者たちはことごとく振り回されていく。
 そんな凄腕アサシンのガンサーをシュワちゃんが嬉々として演じているのだが、残念ながら本人が顔を出すシーンはごく僅か。監督・脚本を兼ねたタラン・キラムを筆頭に、『サタデー・ナイト・ライブ』OBを中心とした共演陣は芸達者揃いだが、初期タランティーノ風味のバイオレンスとユーモアはいまひとつ噛み合わず、モキュメンタリー形式の演出にもひねりが足りない。

この短評にはネタバレを含んでいます
くれい響

ガンサー、命狙われてるってよ

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

『殺しの烙印』×『ありふれた事件』に、ちょい『シリーズ7 ザ・バトルロワイアル』要素も入った設定に期待は高まるが、主演・監督・脚本を務める「SNL」出身、タラン・キラムのワンマン映画。ローレンス・ガーワンの「クリミナル・マインド」熱唱のような面白いシーンは少なく、ほとんどの笑いは空回りし、アクションシーンはキレがない。しかも、肝心のガンサー(アーノルド・シュワルツェネッガー)はゲスト扱い。『オーシャンズ』的なメンツならまだしも、馴染みの薄いコメディアンがバカ騒ぎしてるだけとあって、なかなかの苦痛レベルだ。嫌々ながら歌声も披露してくれるが、復帰後のシュワ映画では、残念レベルの作品といえるだろう。

この短評にはネタバレを含んでいます
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