シネマトゥデイ

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現実からシュールな闇世界へ越境するLAの悪夢

  •  『インヒアレント・ヴァイス』のような生活感のあるLA探偵ストーリーを、デヴィッド・リンチが撮ったらこうなるか…と思わずにいられない怪作。

     前半は現実的なトーンで展開するが、後半はシュールな方向へ。主人公が踏み込む暗部の底なし感が鮮烈で、謎解きにこだわらなければ、リンチ映画のようなキテレツな世界を楽しめるだろう。ローラ・パーマー的存在感を放つR・キーオがイイ。

     前作『イット・フォローズ』でストーリーテリングの巧みさを見せつけたミッチェル監督の手腕は健在で、映画の中にグイグイと引きこんでくれる。音楽や小道具を含め、詰め込み過の気がしないでもないが、監督の才気は確かに感じ取れる。

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相馬 学

相馬 学

略歴: アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況: スターチャンネルの無料放送番組『GO!シアター』に出演中。新作映画について語ります。

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