特殊な設定を抜きにしても巧い、面白い!

2018年10月26日 相馬 学 search/サーチ ★★★★★ ★★★★★

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 PCモニター上のみで映像が構成される作品は、これまでにもあったが、本作のユニークな点は主人公の機動力を最大限に伝えようとする試み。

 失踪した娘を探す父親の奔走がドラマの主軸となるが、ビデオチャットやSNSを通じての情報集めはもちろん、スマホを操作しながらの行動、監視カメラ映像、はては他人がアップした暴走動画まで、とにかく多彩。PC画面に映る必然性を考慮している点も抜かりない。

 ドラマの展開も意外性に富んでおり、“そこに落とすか!”という驚きが宿る。画面上のみの話という特殊性を抜きにしても、かなりよくできたサスペンス・アクション。タダ者ならぬ新鋭A・チャガンティの名は覚えておきたい。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『コンティニュー』『Mr.ノーバディ』『クワイエット・プレイス 破られた沈黙』他の劇場パンフレットに寄稿。取材仕事では、デヴィッド・クローネンバーグにお話しをうかがいました。

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