シネマトゥデイ

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脳死、という重大問題に向き合った真摯な物語

  • 人魚の眠る家
    ★★★★

    幼い娘が脳死状態となった夫婦の選択から浮かび上がるさまざまな人間模様、人間関係に考えさせられる家族ドラマだ。脳死は死なのか?目は覚まさないけれど、肉体は健やかな状態の娘を必死で守る母親像に共感しつつも、心の片隅に違和感を持つ。この心のざらつきが最後にすっきりと解消される展開は、東野圭吾の筆力もあるが、篠原涼子の演技力によるところが大きいだろう。彼女自身が母親であり、ヒロインの心情を深く理解しているのが伝わってくる。非常に重いテーマを扱っているが、人間の尊厳や生死問題をきちんと扱った真摯さに好感が持てる。ずっと目を瞑ったままの演技に挑んだ稲垣来泉ちゃんにも拍手!

⇒映画短評の見方

山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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