シネマトゥデイ

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ジャンル映画の枠を超えた、2時間強の悪夢

  • へレディタリー/継承
    ★★★★★

     ホラーのようなジャンル映画は90分程度で尺が収まるものだが、本作は2時間超え。それでいて、まったく飽きさせないどころか、どんどんのめりこませるのだから恐れ入る。

     祖母を亡くした一家の重苦しい空気は次第に不穏なものへと変容。映像の構図、ライティング、音響にいたるまで、とにかく見る者を落ち着かせない。T・コレットの神経衰弱ぎりぎりの演技もスゴいし、子役のホラー顔も強烈だ。

     『イン・ザ・ベッドルーム』のような徹底して冷ややかな家族ドラマに『ローズマリーの赤ちゃん』のようなオカルトをブレンドした凄み。これはただのジャンル映画ではない。新鋭A・アスターには、今後の大仕事を期待していいと思う。

⇒映画短評の見方

相馬 学

相馬 学

略歴: アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況: 『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』他の劇場パンフレットに寄稿。趣味でやっているクラブイベントDJの方も忙しくなってきました。

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