シネマトゥデイ

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乙女チックにまとまったロシア版“王冠をかけた恋”

  • マチルダ 禁断の恋
    ★★★★★

    ライバルの策略で衣装がはだけ、舞台上で露わになったマチルダの乳房にニコライ2世の目が釘付けとなる出会いからしてロマンス小説風だ。悩める皇太子に狂気的なドイツ人医師、皇太子の許嫁、マチルダに横恋慕する男たちと登場キャラもとても少女漫画っぽい。ロマノフ王朝、ドラマティックなり! 衣装や美術も豪華でいい。ただ、つま先を血に染めながらグラン・フェッテを特訓し、皇帝との結婚を切望した野心家マチルダを悲恋のヒロインに仕立てた監督の解釈には違和感あり。頂点を目指して画策した女性として描いたほうが腑に落ちた気がする。演じたM・オルシャンスカは目つきが妖しく、一筋縄ではいかないマチルダ役にぴったりだった。

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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