シネマトゥデイ

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この映画自体が「レアな一曲」のよう!

  • ノーザン・ソウル
    ★★★★★

    日本では自主上映のみだった2014年の英国映画――この劇場公開は「有り難い」の一言だ。実態はよく知らなかったノーザン・ソウル。モッズとネオ・モッズの間のエアポケット。舞台は1974年。ジョン・リードが書いたポール・ウェラーの伝記には、その頃からウェラーは60年代のレアなソウルレコードを掛けるクラブイベントに出かけ始めたとの記述がある。

    物語は王道の『キッズ・リターン』等も連想する男子青春譚。出会いと別れ、変わらぬ友情。代償を伴う無軌道なパーティーライフ。そんな中、クールな一曲をめぐっての飢えが特別な情感で伝わる。投げ売りの格安盤の中から、高名DJのカバーアップ曲を偶然ディグったシーンの歓喜!

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森 直人

森 直人

略歴: 映画評論家、ライター。1971年和歌山生まれ。著書に『シネマ・ガレージ~廃墟のなかの子供たち~』(フィルムアート社)、編著に『21世紀/シネマX』『シネ・アーティスト伝説』『日本発 映画ゼロ世代』(フィルムアート社)『ゼロ年代+の映画』(河出書房新社)ほか。「週刊文春」「朝日新聞」「キネマ旬報」「TV Bros.」「メンズノンノ」「Numero TOKYO (Web)」「映画秘宝」などでも定期的に執筆中。

近況: 4月22日(月)UPLINK吉祥寺にて『いつか輝いていた彼女は』20:30からの上映の後、前田聖来監督とトークさせていただきます。インターネット番組『活弁シネマクラブ』でMC始めました(YouTubeにチャンネル登録)。4月5日より、三宅唱監督(『ワイルドツアー』)の回を配信中。ほか、佐向大監督(『教誨師』)、片山慎三監督×松浦祐也さん×和田光沙さん(『岬の兄妹』チーム)、映画ジャーナリストの徐昊辰さん(中国映画産業の現在)、二宮健監督(『チワワちゃん』『疑惑とダンス』)、広瀬奈々子監督(『夜明け』)、緒方貴臣監督(『飢えたライオン』)、関根光才監督(『太陽の塔』『生きてるだけで、愛。』)、武正晴監督(『銃』)、塚本晋也監督(『斬、』)の回が配信中。アーカイブ動画はいつでもYouTubeで無料で観れます。

サイト: http://morinao.blog.so-net.ne.jp/

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