神木隆之介は今回も愛する女性を救うことができるのか!?

2019年2月6日 天本 伸一郎 フォルトゥナの瞳 ★★★★★ ★★★★★

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フォルトゥナの瞳

 愛する人の運命を変えようとする主人公を『君の名は。』の神木隆之介が演じているのが興味深い。
 結末に至る展開を原作と変えたことは、主人公の選択に納得し易くなったし、ラブストーリー面が補強され、テーマや結末の似た某作との差別化も感じられて良い。
 ただ、両親を亡くした原因の改変やクライマックスに加えすぎたサスペンス的展開は余計だし、強引な展開が散見するのは少々残念。
 ラストで明かされる秘密にも原作同様モヤモヤが残る。
 とはいえ細部を気にしなければ、運命の選択や自己犠牲がテーマのファンタジックなラブストーリーとして楽しめ、感想を話し合いたくなる作品だとも思うので、デートムービーには良さそう。

天本 伸一郎

天本 伸一郎

略歴:キネマ旬報社に約20年所属し、映画雑誌「キネマ旬報」やムック本および単行本などの編集に携わった後、シネマトゥデイに所属。同社退社後にフリーの編集者&ライターとなり、本の企画・編集や各種記事の取材・執筆などを行っています。

近況:編集を担当させていただいた、全国巡回の展覧会『富野由悠季の世界』の図録が、キネマ旬報社にて好評発売中です。展覧会『富野由悠季の世界』は、延期された2会場の新たな日程も決まり、次回は静岡県立美術館にて9月19日から開催です。なお、図録は、会場以外でも、キネマ旬報社のオンラインショップや書店注文にて、購入可能です。

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