シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

今、ここにある現実に直接つながっている

  • ブラック・クランズマン
    ★★★★★

     黒人刑事が、囮捜査のため電話で白人になりすまして白人至上主義の過激派組織KKKの一員になる、というストーリーは、フィクションだったら笑ってしまいそうな設定だが、実際にあった話。そんな話なので、テーマはシリアスなのに映画のタッチにコミカルさがあるのが妙味。笑えないのに笑っちゃうしかないような事態が、あちこちで起こる。
     さらに印象的なのは、本作が、この実話のずっと前に起きたことから、この実話の後、今現実に起きていることまでを、一直線につなげて描くこと。その"現在"の映像の発するメッセージが強すぎて、映画を見終わった後でその部分が最も強烈に残ってしまうが、それが監督の意図だろう。

⇒映画短評の見方

平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: やっと変種スーパーヒーローもの「アンブレラ・アカデミー」と韓国ゾンビもの「キングダム」のシーズン1を完走して、どちらもシーズン2待ち。「セレニティー:平穏の海」は、「オン・ザ・ハイウェイ その夜、86分」のスティーヴン・ナイト監督&脚本作なんだけど、ちょっと奇妙な…。

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