シネマトゥデイ

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40年、「純粋な邪悪」を体内で熟成させた執念

  • ハロウィン
    ★★★★★

    途中のシリーズをすっ飛ばし、話がつながっている同名の前作は40年前。今回の物語もぴったり40年後ということで、この「時間」を共有する感覚がもたらされる。主演ジェイミー・リー・カーティスの、40年の「変化」と「変わらなさ」を確認したり、40年間、無言のまま決起の瞬間を待っていたブギーマンの忍耐と爆発力に、同情はできないものの感極まったり……と。肝心の殺りくシーンは、その容赦なさがホラーの原点を思い出させてくれる。オーソドックスだが、まっすぐな潔さが満ち、本来の目的をまっとうした感じだ。それ以上に強く印象に残るのは、親子三代、しかもすべて女性で対抗というチーム力が想定外の感動をもたらすのであった。

⇒映画短評の見方

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴: 1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況: 是枝裕和監督、バリー・ジェンキンス、クリストフ・ヴァルツとオスカーの話を聞くことが多い、2月のインタビューラッシュでした。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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