シネマトゥデイ

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人間たちを極端にミニマムな環境に置く

  • ハイ・ライフ
    ★★★★★

     長期滞在型の宇宙船、そこで行われる実験に志願した死刑囚たち、という設定はSF仕立てだが、おそらく監督の興味はSFにはない。本作は、そういう極端にミニマムな環境の中に人間たちを置いて、生きるという営みの単純化を試みる。宇宙船の中で、人々がやることは地球上と変わりなく、何かに参加したり何かを拒絶したりして、生きて、繁殖する。タイトル通り、地上からの高度が高い=ハイなだけの生活/命=ライフ。
     音楽は「ネネットとボニ」などドゥニ監督映画の音楽を手がけてきた英国バンド、ティンダースティックスのスチュアート・A・ステイプルズ。エンドクレジットの曲は、ロバート・パティンソンが歌っている。

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平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: やっとAmazonの「アメリカン・ゴッズ」シーズン2の日本配信が始まってめでたし。でも毎週1話配信でヤキモキ。全米ではAmazonで5月31日配信の「グッド・オーメンズ」の同時配信を切に希望。

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