シネマトゥデイ

シネマトゥデイ

2人が無意識に感じている居心地の良さが伝わってくる

  • 僕たちのラストステージ
    ★★★★★

     主人公コンビは1930年代アメリカの人気お笑いコンビ、ローレル&ハーディだが、彼らの絶頂期ではなく、すでに過去の人になり国外を巡業するようになった頃を描いているのがポイント。だから、有名人の伝記映画ではなく、長年に渡ってずっと一緒にやってきたもう若くない人間たちを描く物語として見えてくる。
     その関係の描写がさりげないのがいい。2人はお互いを長く見てきたので、喧嘩もするが、わずかな言葉で和解もできる。2人が互いの近くにいることで、無意識のうちに居心地の良さや安心感を感じていることが、セリフではなく、ちょっとした仕草と表情で伝わってくる。その気配が心地よい。

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平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: やっとAmazonの「アメリカン・ゴッズ」シーズン2の日本配信が始まってめでたし。でも毎週1話配信でヤキモキ。全米ではAmazonで5月31日配信の「グッド・オーメンズ」の同時配信を切に希望。

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