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『シンゴジラ』と観比べるのもアリ

  • 空母いぶき
    ★★★★★

    “憲法9条を守りながら戦う”という難題に挑む自衛隊を描く脚本には、「平成ガメラ」シリーズの伊藤和典も参加しているだけに、日本政府のシュミレーション映画としての見応えはアリ。そのため、『シンゴジラ』との比較もできなくもないが、若松節朗監督の演出は20年前の『ホワイトアウト』と変わらず。これだけ大作感がありながら、どこかもっさり。セリフと音楽で畳みかけるアニメ的演出が正解とは言い切れないが、本作でも艦長・副長以外のキャラがそこまで魅力的に見えないのは事実だ。ただ、佐藤浩市演じる総理が登場すれば、なんだかんだ画が引き締まるし、いろんな意味でシニア層にはいい塩梅のエンタメかもしれない。

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くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『映画 賭ケグルイ』『オーヴァーロード』『BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ- 』『サイバー・ミッション』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「CREA WEB」にて長久允監督など、インタビュー記事などが掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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