シネマトゥデイ

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脇までしっかり考えたキャスティングの勝利

  • 地球の“自然なバランス”に触れるこの映画は、作品そのものもなかなかバランスがいい。怪獣同士の戦いが目当ての観客も、人間ドラマが見たいと思う人も、ちゃんと考えた作りになっているのだ。もちろん、深いドラマになっているとは言えないが、同じ目的を持つのにアプローチで対立する人々の姿や、人間が犯してきた環境への罪というテーマには、説得力がある。最も優れているのはキャスティング。トーマス・ミドルディッチ、オシェア・ジャクソン・Jr.、アンソニー・ラモスなど、いるだけで明るい雰囲気を作る役者を脇に散りばめたのは大正解だ。日本版へのオマージュ、次に来るコングとの“共演”へのつなげかたも、無理がない。

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猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴: 東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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