シネマトゥデイ

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イメージのシャワーに溺れるトリップ体験

  • 海獣の子供
    ★★★★

    『プロメア』がTRIGGERしか描けない世界だとすれば、本作は4℃しか描けない世界といえるほど、制作スタジオの色が明確! 序盤こそ、『遠い海から来たCOO』的ともいえる既視感アリな展開だが、『ドラえもん のび太の恐竜2006』の監督×作画監督コンビが原作者・五十嵐大介の繊細なタッチをアニメに落とし込む執念が異常すぎ! 特に波や泡などの水の作画表現は、ディズニーとは異なる日本特有の匠の技ともいえ、それがクライマックスの海と空、星と星を繋ぐ“誕生祭”で最高潮を迎える。ヒロインとイメージのシャワーに溺れるトリップ体験で号泣するか? ポカーンとなるか? そこを含め、評価は賛否分かれるはず。

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くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『映画 賭ケグルイ』『オーヴァーロード』『BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ- 』『サイバー・ミッション』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「CREA WEB」にて長久允監督など、インタビュー記事などが掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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