シネマトゥデイ

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アクションとギャグに特化して清々しい

  • ザ・ファブル
    ★★★★★

     とにかくアクションとギャグだけをやる。表現は、この映画内限定の独自の物理法則だけに従う。そうした確固たる決意が画面にみなぎっていて清々しい。
     冒頭からすぐ、凄腕過ぎる殺し屋による現実にはありそうもない大量銃殺が続くのだが、それをただ人が倒れるという映像で描くのではなく、そのとき主人公が脳内で見ている銃弾の軌道予測をCGで描くという手法で目を楽しませてくれる。こういう演出がもっと見たかったが、それはさておき個性的な殺し屋たちの身体を使ったアクションの切れ味は鋭く、運動速度も快適。そこに、俳優たちの現実ばなれしたオーバーな表情と動作が掛け合わされて、独特な世界を描いている。

⇒映画短評の見方

平沢 薫

平沢 薫

略歴: 映画ライター。視覚に訴えかけるビジュアルの派手な映画がお気に入り。「SCREEN」「キネマ旬報」「SFマガジン」「映画.com」等で執筆。著作に「キングスマン:ゴールデン・サークル」ノベライズ、「グレートウォール」ノベライズ、「X-ファイル 2016」ノベライズ、「フランケンウィーニー」ノベライズ、「「ターミネーター:新起動/ジェニシス ビジュアルガイド」翻訳など。ウェブで映画やTVドラマのニュースを追いかけ中

近況: TVシリーズ「宇宙探査艦オーヴィル」の日本放送が始まってめでたし。クリエイター&主演がセス・マクファーレンだし、きっと「スタートレック」のパロディでしょと思って見たら、失礼しました! コメディで大人向けだけど、スタトレの精神を正攻法に受け継ぐマジな作品。姿勢正して見ます。

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