シネマトゥデイ

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韓国と北朝鮮の微妙な距離感に心底、驚愕

  • 分裂以来、敵対する韓国と北朝鮮だから、スパイ戦を行なっているのは当然。とはいえ、その実態がつまびらかにされることはなく、妄想を膨らませるだけだった。この映画までは! ファン・ジョンミンが熱演する黒金星は、入念な準備と時間をかけて敵の懐に入り込み、ときには自白剤を使った尋問にも耐える。命がけで任務を遂行する姿はひやりの連続で、『007』はファンタジーと実感。現場スパイの祖国愛を裏切る形で利益追及する政治家が苦々しい。政権が変わると映画製作にも影響がある韓国で、今だから作れた映画なのだと聞いたが、国民の受け取り方を知りたい。政治の闇に埋もれた事実を暴き、痛快エンタメ作に仕上げた監督の手腕も見事だ。

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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