シネマトゥデイ

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代々木会館でつかまえて

  • 天気の子
    ★★★★

    バニラの宣伝トラックや富士そば店内といったミニマムな描写から、人身御供の展開や東京大パニックと化す大風呂敷の広げ方まで、これぞ新海誠イズム! しかも、『秒速5センチメートル』から12年を経て、さらに“世界は狂っている”こともあり、「大丈夫」のワードがさらに切実に聞こえてくる。サラリと観客に投げるラストはどこかモノ足りなさもあるが、相変わらず高いRADWIMPSの楽曲とのシンクロ率や、“あの2人”を登場させるサプライズなどもあり、かなりの満腹感。ただ、「傷天」でおなじみ、解体直前の代々木会館など、新宿周辺の聖地巡礼に関しては、かなりの「クレイジージャーニー」と化すだろう。

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くれい響

くれい響

略歴: 1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況: 『サマー・オブ・84』 『映画 賭ケグルイ』『オーヴァーロード』『BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ- 』『サイバー・ミッション』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「CREA WEB」にて奥野壮、「TV LIFE」にて高良健吾、上田慎一郎監督&石川瑠華など、インタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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