シネマトゥデイ

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愛情と思いやりが込もったエランの料理を食べてみたい

  • 秋だと栗ご飯やキノコ汁、サンマの塩焼きなどなど。歳を重ねるに連れ、母親が旬の食材で作ってくれた季節感あふれる料理への感謝が増す。その気持ちを改めて噛みしめる物語だ。しかも総菜屋を営む主人公エランは醤油や味噌、麹から手作りし、医食同源を思わせる料理も登場。食べる人への愛情や思いやりが込もった料理の描写が素晴らしい。料理からエランの人となりや情の深さが伝わる仕掛けだ。彼女の身に起きた出来事が息子と娘に影響を及ぼす展開に新鮮味はないけれど、説得力はある。「忘れたいことは忘れないのに、忘れてはいけないことを思い出せない」もどかしさは想像するのみだが、やがて実感する日に備えたいと自戒した。

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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