シネマトゥデイ

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同じことは二度やりませんという気魄が凄い。

  • アナと雪の女王2
    ★★★★★

    エルサの秘密を自国の黒歴史に結び付けるという政治的物語は、ジェンダー論的な意味で歴史を変えた前作にも増して高度、それだけ観客も成長しているというのを信じてのことだろう。後ろ3分の2はずっとクライマックス、「第5のエレメント」にエルサが気づくまでの道行で歌われるテーマ曲はこれでもかとばかり盛り上げるし、一旦絶望したアナが自らの使命に鼓舞され再び立ち上がるまでの楽曲に“Let It Go”の音型を忍ばせるなどミュージカルとしての企みも効いている。ところで「水には記憶がある」という思想は北欧圏に遍在するものなのだろうか、ある不思議なエストニア映画でも雪だるまが語っていたのだが。

⇒映画短評の見方

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴: 映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

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