シネマトゥデイ

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オリンピック後の日本の風景は、意外にリアルかも

  • カイジ ファイナルゲーム
    ★★★★★

    「なぜ藤原竜也は映画でも舞台のようなセリフ回しなのか」という疑問は、このカイジ役に不要。大仰な演技が世界観にフィットし、ひとつの境地さえ感じさせる。しかも今回は相手が吉田剛太郎。スクリーンを見つめながらシェイクスピアや蜷川幸雄の舞台に接するような、うれしい錯覚も。

    登場するゲームも原作と違って新しく創作され、ビジュアル的派手さは、たしかに映画的。カイジの原点であるジャンケンのシンプルさが、そこにうまく融合するかの判断は人それぞれか。

    思いのほか切実に感じたのはオリンピック後の日本の不景気。もちろん大げさに描かれてるが、最近のニュースを見るにつけ、リアル近未来のようで、ちょっぴり怖くなった。

⇒映画短評の見方

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴: 1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況: 12月はマカオ国際映画祭へ。窪田正孝のコアなファンが意外に多く、中国の内地から来た人も。日本ではまだ観られそうにないウィレム・デフォーの「ライトハウス」が強烈なインパクトでした。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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