シネマトゥデイ

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ナチスの恐怖を子供視点で笑い飛ばす快作

  • ジョジョ・ラビット
    ★★★★

    ナチス予備軍ヒトラーユルゲントをコメディ仕立てに描いたT・ワイティティ監督の大胆さは賛否分かれるかもしれない。ナチスにもいい人がいる設定だしね。S・ロックウェルの怪演に笑って、泣いた。しかし人種差別の愚かさやマインドコントロールの残酷さ、さらには分断を許さない姿勢など本作が伝えたいメッセージは正しく、静かに心に滲み入る。ヒトラーを心の友とする気弱な少年ジョジョ役のR・G・デイビス君はこれがデビューらしいが、堂々たる演技を披露する。ユダヤ人少女との初恋めいた関係にも胸キュン。しかし、私が惹かれたのは彼の“2番目”の親友ヨーキー君。戦争のアホらしさを達観した少年の賢さを体現していて、お見事!

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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