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前田建設ファンタジー営業部 (2020):映画短評

前田建設ファンタジー営業部 (2020)

2020年1月31日公開 115分

前田建設ファンタジー営業部
(C) 前田建設/Team F (C) ダイナミック企画・東映アニメーション
くれい響

マジメにバカやる、“ゼネコンお仕事映画”

くれい響 評価: ★★★★★ ★★★★★

ダイナミックプロ&東映アニメーション特別協力だからこそ成し得た「マジンガーZ」の格納庫建設プロジェクト。「空想科学読本」世代直撃の“ゼネコンお仕事映画”であり、どこかTVバラエティっぽい設定と英勉監督の相性はバッチリ。いつの間にか、ムチャすぎる上司役の小木博明のテンションに広報グループの面々同様、巻き込まれていく。そして、最大のピンチに訪れる助っ人など、まるでスポ根アニメのような展開に大爆笑。とにかく『マジンガーZ/INFINITY』にガッカリした人ほど響きそうな熱い仕上がりだが、高杉真宙と岸井ゆきのが、「モンテ・クリスト伯」での純愛カップルと、まったく違う絡み方をしているのも興味深い。

この短評にはネタバレを含んでいます
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