シネマトゥデイ

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複数のドラマを生むJ・T・リロイって、実はすごいのかも。

  • 別人格を作り上げた作家L・アルバートの独壇場だった『作家、本当のJ.T.リロイ』に対し、本作は影武者にさせられたサバンナ・クヌープのPOVで物語が進む。見比べるのも一興だろう。世間の注目に戸惑うサバンナとセレブの仲間入りを喜ぶミーハーなローラとの温度差、徐々に起きる立場の逆転に思わず苦笑。自分を客観視できなかったのがふたりの共通点であり、弱点だったね。結局は創造した異色の経歴ゆえに詰んでしまった女性たちの失敗談であり、強い自意識に囚われる恐ろしさを教えられた。ローラ役のL・ダーンが本人に似せていて、素晴らしい。メディアの狂乱の一端を担ったコートニー・ラブが出演しているのは、一種の禊?

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山縣みどり

山縣みどり

略歴: 雑誌編集者からフリーに転身。インタビューや映画評を中心にファッション&ゴシップまで幅広く執筆。

近況: リオ五輪に向けて、イケメンなアスリートを探す仕事をオファーされてしまった。最近はモデル活動してるアスリートも多いのにびっくり。

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