ヴィランでも共感、ヒロイン・アクションはかくあるべし!

2020年3月19日 相馬 学 ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY ★★★★★ ★★★★★

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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY

 『スーサイド・スクワッド』と地続きにしつつ、ハーレイ・クインを単独の主人公に設定し、その成長を描く。見ていて大いにワクワクさせられた。

 高い身体能力を活かしたアクロバティックな暴れっぷりは痛快だし、奔放かつパンキッシュなキャラも健在。ヴィランではあるが、それゆえの魅力もあり、悪党なりに善悪の基準が見えることがドラマを面白くする。

 物語の肝は彼女の自立。邪悪王ジョーカーと破局して裏社会での後ろ盾を失った彼女が一念発起するのだが、ギャグを織り込みつつも心情の変化をしっかりと伝え、性差に関係なく共感を引き寄せる。♯metoo以降のヒロイン・アクションはかくあるべし、と言い切ってしまおう!

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』他の劇場パンフレットに寄稿。趣味でやっているクラブイベントDJの方も忙しくなってきました。

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