シリーズ中最も残酷で容赦のない「魔女三部作」最終章

2020年4月26日 なかざわひでゆき サスペリア・テルザ 最後の魔女 ★★★★★ ★★★★★

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サスペリア・テルザ 最後の魔女

 『サスペリア』『インフェルノ』に続く、ダリオ・アルジェント監督の「魔女三部作」最終章。欧州に災いをもたらす3大魔女の生き残り「涙の母」が、現代のローマに甦って人々を恐怖に陥れる。21世紀の映画とは思えない’80年代ノリがファンには嬉しいポイント。幼い子供の内臓まで抉り出す残酷シーンの容赦なさは、アルジェント作品の中でもトップクラスだ。『オペラ座/血の喝采』や『デモンズ2』でも悲惨な目に遭ったコラリーナ・カタルディ・タッソーニの壮絶な最期には思わず拍手を送りたくなる。これは是非ともブルーレイの完全版で見るべし。え?脚本が支離滅裂ですって?そりゃあなた、アルジェントですから。(ブルーレイ発売)

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴:日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況:最近は今さらながらK-POPのボーイズバンドにドハマり中。一番の御贔屓はMCNDですが、NCTやTREASUREも大好き。もちろんBLACK PINKとかITZYとかEVERGLOWとかガールズにも夢中です。

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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