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盟友とタッグを組んだ鬼才の変態スリラー真骨頂

2020年4月30日 相馬 学 私が、生きる肌 ★★★★★ ★★★★★

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私が、生きる肌

 賞レースを賑わせた新作『ペイン・アンド・グローリー』も楽しみなP・アルモドバル監督。同作の主演俳優であるA・バンデラスとは頻繁に組んでいるが、このコンビの近年の傑作と言えば、やはり本作。

 天才形成外科医が最先端人工皮膚技術を駆使して、亡き最愛の妻を作り出す……フランケンシュタインを思わせる物語は、壮絶なまでの愛憎と映像からあふれるエロティシズムによりアルモドバルワールドに昇華。敬愛するヒッチコックへのオマージュも宿り、サイコスリラーとしての完成度もピカイチだ。

 アルモドバルの分身として変態性を体現したバンデラスの怪演も見どころで、『ペイン~』を見る前に、ぜひチェックしてほしい。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『ゴーストバスターズ アフターライフ』『ロックフィールド 伝説の音楽スタジオ』『アイス・ロード』『マリグナント 狂暴な悪夢』他の劇場パンフレットに寄稿。布袋寅泰への取材をはじめ、最近は映画絡みで音楽アーティストに話を訊くことが多くなりました。

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