少年たちの世界に入る大人たちの存在

2020年5月21日 村松 健太郎 許された子どもたち ★★★★★ ★★★★★

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許された子どもたち

『先生を流産させる会』から始まり、『ライチ☆光クラブ』『ミスミソウ』などの商業ベースの作品でも、少年少女の無慈悲なまでの暴力を描いていきた内藤瑛亮監督。今作でもそのテーマは変わりませんが、大人の介在する部分が大きいのが新しい展開と言えるでしょう
被害者家族、加害者家族、マスコミ、周囲の人間、そしてインターネットという“大人と世間の視点”が加わることで、物語に圧倒的なリアリティが加わりました。
また、その存在は内藤監督が問題提起し続ける社会の不寛容の象徴でもあります。
自主製作のステージでワークショップベースに創り上げてた本作は内藤瑛亮監督の新境地ともいえる作品に仕上がっています。

村松 健太郎

村松 健太郎

略歴:脳梗塞で死にかけ、今は杖片手に早めの余生。一応映画文筆家。Web中心に村松健太郎の名前で書いてます。どうぞごひいきに。

近況:お一人でも映画館に行こうという気持ちになっていただけるように精一杯やらせていただきます。

サイト: https://www.instagram.com/kentaroumuramatsu_osonerampo/?hl=ja

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