『名探偵ピカチュウ』にも近いオリジナルへのリスペクト

2020年6月16日 くれい響 ソニック・ザ・ムービー ★★★★★ ★★★★★

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ソニック・ザ・ムービー

若干のキャラ変はあるものの、幼少時代からしっかり可愛いソニックのヴィジュアル変更が功を奏したうえ、ドクター・ロボトニック(エッグマン)演じるジム・キャリーも往年のハイテンション演技で全力サポート。どこか「スマブラ」感もありつつ、金色リングの役割などの設定やエンドロール後のおまけに至るまで、オリジナルへのリスペクトを感じさせ、『名探偵ピカチュウ』に近い仕上がりといえる。ソニックとサイクロップスことジェームズ・マースデン演じる警官との友情物語はかなりベタだが、そんな「MCU」好きにも響く遊び心など、製作総指揮の中にティム・ミラーの名がクレジットされているのも、妙に納得。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では10年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『イップ・マン 完結』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』『ヒックとドラゴン 聖地への冒険』『オーバー・エベレスト/陰謀の氷壁』『地獄少女』『アイネクライネナハトムジーク』『見えない目撃者』『プライベート・ウォー』『サマー・オブ・84』 『映画 賭ケグルイ』『オーヴァーロード』『BACK STREET GIRLS-ゴクドルズ- 』『サイバー・ミッション』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。「究極決定版 映画秘宝オールタイム・ベスト10」のほか、「1980年代の映画には僕たちの青春がある(キネ旬ムック) 」「悲運の映画人列伝(映画秘宝COLLECTION)」「俺たちのジャッキー・チェン (HINODE MOOK)」に作品・解説などを寄稿。そのほか、「シネマトゥデイ」にて菅井友香さん、「Movie Walker」にてポン・ジュノ監督×細田守監督、「香港ポスト」にて谷垣健治監督、「CREA WEB」にて戸塚純貴さんなど、インタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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