『インセプション』を越える!?リピーター映画

2020年9月17日 相馬 学 TENET テネット ★★★★★ ★★★★★

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 一度見ただけで、この物語を完璧に理解できる人がどれほどいるのだろう? 『インセプション』をより複雑にしたような構造というか、劇中で語られる設定的ルールが多く、ひと言を聞き逃すとワケがわからなくなるだろう。

 とはいえ退屈とは、まったく無縁だ。映像の圧倒的な迫力。特撮やデジタル加工は『インセプション』よりも控えめだが、時間逆行描写を含め、2時間半退屈させることなく一気に見せ切るノーラン・マジックに改めて脱帽。

 『インセプション』がそうであったように、本作も多くのリピーターを生むだろう。二度目の方が一度目より理解が深まり、パズルのピースはさらに埋まってノーランの哲学により近づけるのだから。

相馬 学

相馬 学

略歴:アクションとスリラーが大好物のフリーライター。『DVD&ブルーレイでーた』『SCREEN』『Audition』『SPA!』等の雑誌や、ネット媒体、劇場パンフレット等でお仕事中。

近況:『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』他の劇場パンフレットに寄稿。趣味でやっているクラブイベントDJの方も忙しくなってきました。

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