無理に頭で理解しようとせず流れに身を任せるべき

2020年9月18日 なかざわひでゆき TENET テネット ★★★★★ ★★★★★

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 クリストファー・ノーラン待望の最新作は、政府の秘密組織から極秘ミッションを任された名もなきスパイが、過去と現在の時間を逆行させることで、世界破滅を目論む黒幕の陰謀を阻止しようとする。基本プロット自体はなんとなく『ラ・ジュテ』×ジェームズ・ボンドといった感じなのだが、しかしストーリーやコンセプトは容赦ないくらい複雑かつ難解なため、物理や化学が苦手な筆者にはまるでチンプンカンプン(笑)。このモヤモヤする置いてきぼり感は『インターステラー』以上かもしれない。それでも感覚的に何が起きているのか十分に把握できるので、むしろ無理に頭で理解しようとせず流れに身を任せる方が正解なのだろう。

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴:日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

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