ファンには流れに乗る興奮と感動。初見の人は想像力を楽しむ特権

2020年10月24日 斉藤 博昭 劇場版「鬼滅の刃」無限列車編 ★★★★★ ★★★★★

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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編

基本的に原作、テレビアニメ版の流れで観る人が多い「想定」で作られているが、初見の人も「わずかな疑問」を抱くのみで、勢いにのまれるように作品世界に入り込みやすいのでは? むしろ初見の方が、いろいろイマジネーションをはたらかせながら観るという、映画本来の楽しさを感じられるかも。特に感動部分はわかりやすい。逆に世界を伝えるために、登場人物のセリフが説明っぽくなっている部分が気になったほど。
アクションに関してはテレビアニメ版からの漫画のコマ割りを意識する方向性が受け継がれたが、劇場の大きなスクリーン用で、2時間弱だと、メリハリが欲しかったような。「全体の動き」や「タメ感」を、もっと観たかった。

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴:1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況:地元の藤沢で、同じ高校出身の大島新監督の『なぜ君は総理大臣になれないのか』凱旋上映。監督のトークのお相手を務めました。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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