ニュー・エイジ・テイストの'70年代イタリア産オカルト映画

2020年11月22日 なかざわひでゆき ザ・ビジター ★★★★★ ★★★★★

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ザ・ビジター

 『デアボリカ』や『テンタクルズ』の製作者が手掛けた、’70年代のイタリア産オカルト映画がまさかの日本初公開。ストーリーの基本はまんま『オーメン』なのだが、唯一神ヤハウェと悪魔ザティーン(サタン)が実は異星人だったとすることでSF要素を加え、そのうえで神秘主義的なニュー・エイジ・テイストに仕上げている。分かったようでよく分からない話はさすがに面白いと言い難いものの、独特の奇妙な味わいがあることは確かで、海外でのカルト人気も頷けるだろう。往年の大物スターを配したキャスティングもなかなか豪華。ジョン・ヒューストンにサム・ペキンパーという2大巨匠、さらにはカリーム・アブドゥル=ジャバーまで顔を出す。

なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴:日本大学芸術学部映画学科卒、同学部大学院卒。映画・海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で15年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。著書は「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)など。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況:最近は今さらながらK-POPのボーイズバンドにドハマり中。一番の御贔屓はMCNDですが、NCTやTREASUREも大好き。もちろんBLACK PINKとかITZYとかEVERGLOWとかガールズにも夢中です。

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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