田中俊介が“ひとり『狼男アメリカン』”!

2020年12月4日 くれい響 恋するけだもの ★★★★★ ★★★★★

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恋するけだもの

20分の短編『超・暴力人間』から『超・悪人』を生んだように、白石晃士監督が自身の『恋のクレイジーロード』を長編にリブート。今回はカージャック設定ではないが、さらに『ヒッチャー』色が濃厚になり、なぜかタランティーノ<<<北村龍平テイストも感じさせる異様さ。LOVEも不条理もヴァイオレンスも18分に詰めまくった『恋クレ』が放ったドライヴ感が薄れてしまった感があるが、『罪の声』で時の人となった宇野祥平による変態芝居は健在で、やっぱりシャベル片手に大暴れ。対する田中俊介も、ヘタレキャラから特殊メイクを使わない“ひとり『狼男アメリカン』”まで、振り幅の大きい役を怪演したことで、★おまけ。

くれい響

くれい響

略歴:1971年、東京都出身。大学在学中、クイズ番組「カルトQ」(B級映画の回)で優勝。その後、バラエティ番組制作、「映画秘宝(洋泉社)」編集部員を経て、フリーとなる。現在は映画評論家として、映画誌・情報誌・ウェブ、劇場プログラムなどに寄稿。また、香港の地元紙「香港ポスト」では20年以上に渡り、カルチャー・コラムを連載するほか、ライターとしても多岐に渡って活動中。

近況:『ハッピー・オールド・イヤー』『新解釈・三國志』『新感染半島 ファイナル・ステージ』『イップ・マン 完結』『追龍』『WAR!!!』『眉村ちあきのすべて(仮)』『プロジェクトグーテンベルク 贋札王』などの劇場パンフにコラム・インタビューを寄稿。そのほか、「TV LIFE」にて中村倫也さん、「CREA WEB」にて伊藤沙莉さん、さなりさんなどのインタビュー記事が掲載中。

サイト: http://blog.goo.ne.jp/asiareview/

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