シネマトゥデイ

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スパイク・ジョーンズのロマンチストぶりが炸裂!

  • her/世界でひとつの彼女
    ★★★★

     今よりも明らかにテクノロジーが発達した、しかし今とそれほど大きく街の景色が変化しているわけでもない、ほんのちょっと先の近未来という設定が物語に親近感と説得力を持たせる。
     妻と離婚協議中の孤独な男が恋に落ちた相手は、PCにインストールされたAI(人工知能)の女性。実際、漫画や小説の架空キャラに恋する人もいるのだから、自分の意思や感情があって、いつでも相談相手として寄り添ってくれるAIに特別な感情を抱くのも無理はない。
     人間よりも人間らしい機械の存在を通じて、逆に人と人が惹かれあい、心を通じあう事の原点を見つめる。S・ジョーンズ監督のロマンチストぶりが微笑ましい、柔らかな恋愛ファンタジーだ。

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なかざわひでゆき

なかざわひでゆき

略歴: 映画および海外ドラマのライターとして、TVガイド誌やオンライン情報サイトなどを中心に幅広く執筆活動中。雑誌「スカパー!TVガイドBS+CS」(東京ニュース通信社刊)で10年続くコラム“映画女優LOVE”をはじめ各テレビガイド誌で特集記事やコラムを執筆。「ホラー映画クロニクル」(扶桑社刊)、「アメリカンTVドラマ50年」(共同通信社刊)などの著作も多い。また、数多くの来日スターにインタビューしており、ハリウッドのスタジオや撮影現場へも毎年コンスタントに足を運んで取材をしている。特に海外ドラマの現地取材は本人も数え切れないほど(笑)。旧ソ連のモスクワ育ち。

近況: 新しく映画ブログ始めました。よければチェックしてみてください?なかざわひでゆきの毎日が映画三昧→http://eiga3mai.exblog.jp/

サイト: http://eiga3mai.exblog.jp/

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