とりあえず深いこと考えずに楽しみましょう

これを換骨奪胎と呼んでいいものかどうかは定かでないものの、福田雄一監督が『銀魂』シリーズのノリで『三国志』を大胆に新解釈してしまったおバカ映画。それ以上でもそれ以下でもなく、次から次へと登場する豪華なキャスト陣を含め、福田監督のゆるーいテレビ・バラエティ的な笑いについて行けるかどうかで賛否は大きく分かれるだろう。もしかすると熱烈な『三国志』ファンには激オコ案件かもしれないが、とりあえず深いことを一切考えずに楽しむべき作品ではある。そういえば、香港や台湾でも劇場公開されるそうだが、そちらの反応も大いに気になりますな。