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これもまた多様性を増す今のボリウッド映画なのだ!

2014年7月4日 ミルクマン斉藤 マダム・イン・ニューヨーク ★★★★★ ★★★★★

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マダム・イン・ニューヨーク

なんてったってシュリデヴィさま! 父権主義と言語差別の中で存在意義を見失った知識層インド家庭の主婦をリアルに演じつつも、容姿のみならず一挙一動の美しさが圧倒的、15年のブランクを感じさせない。英語教室での他民族級友との交流は『幸せの教室』あたりを想わせるが、ラストのスピーチなどかなり辛辣で、ミーラー・ナーイルの影響も感じさせるこの新人女性監督のヤる気が伺える。歌って踊るインド娯楽映画ではないが(でも結婚式では流石にね!)ニューウェイヴ・ポップぽい音楽も爽やか。そしてインド映画ファン最高のお土産はA.バッチャンのカメオ、機内で『ミッション:8ミニッツ』のひとりヒンディー語吹替を熱演してくれます。

ミルクマン斉藤

ミルクマン斉藤

略歴:映画評論家。1963年京都生まれ。デザイン集団「groovisions」の、唯一デザインしないメンバー。現在、京都・東洞院蛸薬師下ルの「三三屋」でほぼ月イチ・トークライヴ「ミルクマン斉藤のすごい映画めんどくさい映画」を開催中。雑誌「テレビブロス」「ミーツ・リージョナル」「キネマ旬報」等で映画コラムを連載中。

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