「君の名は。」的な入れ替わりの妙+過激さ+青春映画の楽しさ

2021年1月7日 斉藤 博昭 ザ・スイッチ ★★★★★ ★★★★★

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ザ・スイッチ

冒頭からグロいまでの衝撃度で脳天ガツンとやられ、作品のムードに背筋がピンとなるも、その後はハイスクール映画の軽快さに一気にシフト。この落差が快感となって、その後の殺人描写も明るい気分で楽しめる。犠牲者がイヤなやつばかりなのも、残虐さを薄める絶妙効果! 感動を盛り上げそうで、そうならない変化球の演出も味わい深し。

男女入れ替わりは年齢も、性質も、ギャップ大なので、過去の同様映画よりも俳優たちの変貌アクトで魅了。有名ホラーはもちろん、80年代名作青春ムービーの出演者の使い方などオマージュのレベルも高く、ジャンルを超えて面白さを生み出すハリウッド映画の本道を実感できちゃう、オトクな一作では?

斉藤 博昭

斉藤 博昭

略歴:1963年神奈川県藤沢市生まれ。高校時代は映画研究部に所属。1997年よりフリーランスのライターとして映画誌、女性誌、情報誌、劇場パンフレット、映画サイトなどさまざまな媒体に映画レビュー、インタビュー記事を寄稿。得意ジャンルはアクション、ミュージカル。最も影響を受けているのはイギリス作品です。Yahoo!ニュースでコラムを随時更新中。

近況:地元の藤沢で、同じ高校出身の大島新監督の『なぜ君は総理大臣になれないのか』凱旋上映。監督のトークのお相手を務めました。

サイト: https://news.yahoo.co.jp/byline/saitohiroaki/

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