ヴィンス・ヴォーンが愛おしい!

細田守版『時をかける少女』だった『ハッピー・デス・デイ』に続き、今度は『フリーキー・フライデー』<<<『君の名は。』と、クリストファー・ランドン監督の好みが丸出し。冒頭の『13日の金曜日』オマージュなど、『スクリーム』的メタホラー要素も強いが、酷い目に遭う教師役に『フェリスはある朝突然に』のアラン・ラックを配し、クライマックスは定番プロムと、青春映画としても見せ場の連続。しかも、ヴィンス・ヴォーンの乙女な芝居が愛おしく、クライマックスではどっちを応援していいのか分からなくなるほどだ。そして、本作のミリーと『ハッピー~』のツリーが共闘するランドン・ユニバースに期待膨らむ!