低予算でもアイデアとキャストで良い映画は作れるという例

2021年1月14日 猿渡 由紀 ズーム/見えない参加者 ★★★★★ ★★★★★

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ズーム/見えない参加者

霊媒師に霊を呼び出してもらったら、次々に恐ろしい現象が起きて…というクラシックな設定が、ロックダウン時代ならではのZOOMを舞台にすることで、新しく、共感しやすくなっている。ZOOMを無料で使える時間に合わせた短い上映時間も、見ている自分が今そこにいるような臨場感を出す上で効果的。昨年3月からずっと映画館が閉まっているL.A.に住む筆者はラップトップで見たので、余計にリアルだった。余計な説明なく、すぐに本題に入っていくにもかかわらず、女の子たちそれぞれのパーソナリティが出ているのも良い。低予算でも優れたアイデアがあり、正しいキャストがいれば良い映画は作れるのだという新たな例のひとつと言える。

猿渡 由紀

猿渡 由紀

略歴:東京の出版社にて、月刊女性誌の映画担当編集者を務めた後、渡米。L.A.をベースに、ハリウッドスターのインタビュー、撮影現場レポート、ハリウッド業界コラムなどを、日本の雑誌、新聞、ウェブサイトに寄稿する映画ジャーナリスト。映画と同じくらい、ヨガと猫を愛する。

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